macのストレージ容量逼迫時の空き容量確保対策
事象
Xcodeのアップデートをしようと試みたところ、空きディスクが少なすぎるとエラー。このMACについて > ストレージ で残容量を確認したところ、121GBフラッシュストレージの残り容量が約8GB、システムが80GBを超える事態に。容量削減でやったことメモです。 環境は下記の通り。開発/デザイン用マシンなので、プライベートのiPhoneバックアップや写真/音楽等のデータは無し。
- MacBook Pro 13-inch, 2017
- mac OS Mojave 10.14.4
- 2.3GHz Intel Core i5
- メモリ 16GB
やらなかったこと
Time Machineのローカルスナップショット削除
調べてみたところ、システム容量圧迫原因の上位にランクインしているのがこちら。 ただ今回のMacBookは主に開発用で、必要なファイルはクラウドに保存していてTimeMachineは使っていないのでやっていません。
iPhone/iPadのバックアップファイル削除
同じ理由でiPhone/iPadのバックアップは別のマシンで取っているので無し。
やったこと
ディスクにあるファイルを確認
まずはディスクの中身を可視化。フリーソフトのDisk Inventory Xをインストールして、ぱっと見で容量食っているファイルをチェック。
左にディレクトリ構造、真ん中が可視化、右側が可視化の色別のファイル種別とその容量。(ちなみに上記は容量確保後のスクショです。一部はファイル名など非公開情報が入っていたのでまとめてモザイクをかけていますが、実際にはモザイクはありません)
どう見てもアプリケーション(Unity、Xcode、Microsoft Office、Adobe)が大部分を占有していました。とはいえ、ストレージで表示されるシステム領域とアプリケーションは別なので、アプリケーション以外をチェック。要らないファイルをぽちぽち消していきました。特に効果があったのが下記。
dockerの設定容量を最小の16GBに
dockerの仮装領域がかなり占めていたので、使っていないDocker Imageやコンテナを削除。参考にさせて頂いたのは下記。
Docker for Macを使っていたら50GB位ディスク容量を圧迫していたのでいろんなものを削除する - Qiita
docker ver.2.0.0.3では、PreferencesからGUIで削除できるようになってます。 あと仮想ディスクイメージも、最小の16GBに設定変更。(これが効いた)
homebrewのdownload cacheを削除
brew cleanup
Homebrew 2.0以降は、30日間隔で自動的に削除する形に変わったようですが、今すぐ容量を減らしたかったので実行。Homebrewのコマンドは、下記纏めてくださっているのを参考に。
今さらだけどHomebrewのコマンドをちゃんと理解して使おう - Qiita
不要なファイルとアプリケーション削除
当然ながら、書類やダウンロードフォルダに放り込んでいた資料や素材を削除。必要なものはdropboxへ。Unityの使っていないアセットや、Sketchのテンプレ等も削除。ゴミ箱も空に。
使う予定のないiMovie等の公式アプリも削除。公式アプリは、Launchpad起動(F4キー、またはトラックパットで4本指ピンチイン)して、iPhoneのホーム画面のように不要なアプリ長押し → ×ボタン押して削除、でアンインストール。これが意外と効果があります。詳しくは下記公式。 support.apple.com
結果
システム容量59GB、利用可能21GBになりました。まだ減らせそうですが一旦今日はここまで。