cyclog

すべて個人の妄想です

macのストレージ容量逼迫時の空き容量確保対策

事象

Xcodeのアップデートをしようと試みたところ、空きディスクが少なすぎるとエラー。このMACについて > ストレージ で残容量を確認したところ、121GBフラッシュストレージの残り容量が約8GB、システムが80GBを超える事態に。容量削減でやったことメモです。 環境は下記の通り。開発/デザイン用マシンなので、プライベートのiPhoneバックアップや写真/音楽等のデータは無し。

やらなかったこと

Time Machineのローカルスナップショット削除

調べてみたところ、システム容量圧迫原因の上位にランクインしているのがこちら。 ただ今回のMacBookは主に開発用で、必要なファイルはクラウドに保存していてTimeMachineは使っていないのでやっていません。

iPhone/iPadのバックアップファイル削除

同じ理由でiPhone/iPadのバックアップは別のマシンで取っているので無し。

やったこと

ディスクにあるファイルを確認

まずはディスクの中身を可視化。フリーソフトDisk Inventory Xをインストールして、ぱっと見で容量食っているファイルをチェック。

f:id:cyclonmt:20190424120715p:plain 左にディレクトリ構造、真ん中が可視化、右側が可視化の色別のファイル種別とその容量。(ちなみに上記は容量確保後のスクショです。一部はファイル名など非公開情報が入っていたのでまとめてモザイクをかけていますが、実際にはモザイクはありません)

どう見てもアプリケーション(Unity、XcodeMicrosoft OfficeAdobe)が大部分を占有していました。とはいえ、ストレージで表示されるシステム領域とアプリケーションは別なので、アプリケーション以外をチェック。要らないファイルをぽちぽち消していきました。特に効果があったのが下記。

dockerの設定容量を最小の16GBに

dockerの仮装領域がかなり占めていたので、使っていないDocker Imageやコンテナを削除。参考にさせて頂いたのは下記。

Docker for Macを使っていたら50GB位ディスク容量を圧迫していたのでいろんなものを削除する - Qiita

docker ver.2.0.0.3では、PreferencesからGUIで削除できるようになってます。 f:id:cyclonmt:20190424125251p:plain あと仮想ディスクイメージも、最小の16GBに設定変更。(これが効いた) f:id:cyclonmt:20190424125600p:plain

homebrewのdownload cacheを削除 

brew cleanup

Homebrew 2.0以降は、30日間隔で自動的に削除する形に変わったようですが、今すぐ容量を減らしたかったので実行。Homebrewのコマンドは、下記纏めてくださっているのを参考に。

よく使う Homebrew のコマンド - Qiita

今さらだけどHomebrewのコマンドをちゃんと理解して使おう - Qiita

不要なファイルとアプリケーション削除

当然ながら、書類やダウンロードフォルダに放り込んでいた資料や素材を削除。必要なものはdropboxへ。Unityの使っていないアセットや、Sketchのテンプレ等も削除。ゴミ箱も空に。

使う予定のないiMovie等の公式アプリも削除。公式アプリは、Launchpad起動(F4キー、またはトラックパットで4本指ピンチイン)して、iPhoneのホーム画面のように不要なアプリ長押し → ×ボタン押して削除、でアンインストール。これが意外と効果があります。詳しくは下記公式。 support.apple.com

結果

システム容量59GB、利用可能21GBになりました。まだ減らせそうですが一旦今日はここまで。

f:id:cyclonmt:20190424120721p:plain